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2007年5月29日 (火)

やっぱり怪しい訪問者

 「お名刺 頂戴できませんか?」

やけに口のうまい自称”近所の工事の挨拶に来ました男”に尋ねてみた。

 「ボクは持ってないんですけど、棟梁のやったら後でもろてきますんでお渡しできますよ。」

ホントかなぁ~!? と思いつつも

 「じゃあすみませんけど、作業するときにお名刺持ってきてくださいね」

私は反対だったのだが、父が頼むというので 1000円で樋掃除をお願いすることになった。 しかし疑い深く心配性の私は帰り道 工事をしているという家を探しに少々遠回りをしてみたのだが、資材を置いていたり、工事用の車が停まっていたり、職人さんが出入りしたり というそれらしいお宅は見あたらなかった。

ほ~ら やっぱりね。 父に電話すると

 「あのさあ アレやっぱ怪しいで。 工事してる家なんか全然なかったし・・」

 「もう 来たで」

 「ええ~!? どんな車で来てた?」

 「普通の軽トラや」

 「工務店の名前とか 書いてあった?」

 「うんにゃあ」

 「じゃ、ナンバーとか控えてる?」

 「うんにゃあ」

 「そら控えとかなアカンやん。 そうそう それより名刺持ってきた??」

 「そんなん持ってくるかいな」

父の話では、作業に来たのは営業トークの男ともう一人。 一人が梯子を押さえて一人が作業したとのことだ。

 「ちゃんと外に出て見とったし、 今度なんかゆうてきたら 出入りの大工に頼むていうて断るから 大丈夫」

う~む。 肝が据わっているというか 危機管理がなってないというか とりあえず今回は大事に至らずに済んだようだ。

この事件から数ヶ月。。営業トークの男が再びおうちを訪れることは いまのところない。 年寄り一人だけでなく、「名刺 名刺」 と口うるさいオバチャンが一緒だったのが功を奏したのかもしれない。

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2007年5月22日 (火)

善意? それとも営業トーク?

自称 ”工事のご挨拶にきました男” のトークはとまらない。

 「ところでご主人、2階の屋根の所の樋(とい)なんですけど ちょっとゆがんでるの ご存じですか?」

 「は? どこですか??」

 「見てもらったらわかると思うんですけど・・」

男が上の方を指さした。

 「ちょっと外側にゆがんでるの おわかりになりますかねえ」

父と私は男が指さす方向を見上げた。

 「お隣の木の葉っぱとか、ゴミがたまって その重さで 外側にゆがんできてると思うんですよ。 もしアレやったら、僕ら梯子とか持ってきてますから 昼休みにでもなおしますよ」

目をこらしたが、ゆがんでるようには見えない。

 「私はわからへんけど、見える?」

 「ああ あそこはなあ そうやねん。」

父には見えているようだ。

 「ご主人とこも出入りの大工さんいてはると思いますけど、それだけのことに来てもらっても やっぱり何万とかお金かかるでしょ? 僕らホンマ休憩時間にちょこっとくるだけですし でもタダとかゆーたら逆にご主人が気持ち悪いかもしれへんから ジュース代程度いただければ結構ですんで」

 「ほう そうなんか」

 「ご主人 やさしくて ええ人やから 千円でやらしてもらいますわ。」

とっくの昔に警戒レベルはイエローからレッドになっていたが、

 「すみませんけど、お名刺とか お持ちじゃないですか?」

と にこやかに質問してみた。 あくまでにこやかに。 

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2007年5月15日 (火)

なんだか怪しい訪問者

とある土曜日、子どもを歯医者に連れて行った帰りに、おうち(実家)に立ち寄ったときのこと。

ピンポーン ピンポーン

 「なんや、奥の方で工事するのに ご挨拶とかゆーとるわ」

インターホンに出た父と一緒に外にでてみると、そこにはタオルを頭にまいた いかにも工事関係(職人系)らしい服装の人物が立っていた。

 「いや~お忙しいところすんません。 この筋の奥の、突き当たりを左に入ったところで工事させてもらいますんで、ご挨拶にうかがいました。」

 「え? どこのお宅ですか??」

 「いえ ちょっと奥の方なんで、普通はここまではご挨拶はしないんですけど、実は今日はじめてこちらにきて、現場を確認しようと朝ちょっと次の角を曲がったところに車置いてたら 怒られましてね~」

 「次の角のところですか??」

昔からここに住んでいるお宅のエリアだ。 その場所を確認するのに私と父は玄関から出て、その角が見えるところまで移動した。

 「そうなんです。 ちゃんと確認しなかった僕らも悪かったんですけど えらい怒られてしもて・・・ご主人もお車お持ちなので、工事の車が出たり入ったりするときにご迷惑かけたらアカンと思いまして。」

 「ああ そうですか それはごていねいに。」

 「ご主人話のわかる人で良かったですわ! 失礼ですけどおいくつですか?」

 「もうすぐ80になりますねん。」

 「いや とてもそうとは思えません。 お若いですね~」

なんか 調子よすぎへん? この男。 私の中の警戒レベルが グリーンからイエローに変わった。

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2007年5月 8日 (火)

本紹介 「大工棟梁の知恵袋」

福祉住環境コーディネーター検定の試験勉強をしていて、私が一番苦労したのは 「家の構造」に関わる用語だ。

基礎・土台・束・束石・大引・根太・根太掛け etc.

 「う~ん これ どこがどうつながってるのか よく わかんないよ~」

テキストに断面図が掲載されてはいるものの、その部分の断面図だけしか載っていないため 建築関係全くのド素人の私には この図が意味しているのはなにがなんやらさっぱり!?の状態。

 「過去問にも出てたし ちゃんとわかっとかないと ヤバイかも・・」

危機感からインターネットで検索しているうちに とある方のホームページで

 「私もとても参考になりました。 家を建てる方は 是非ご一読を」

と 推薦されていた本である。

著者は、日本の木造在来工法の優秀性を追求し続け、庶民が求める「安くて丈夫で住みよい家づくり」を信条に、長年にわたり町大工棟梁をつとめてきた人だ。

「大工棟梁の知恵袋 住みよい家づくり秘訣集」  森谷春夫 著  講談社文庫

  ・ プロローグ

     見直したい在来工法の知恵

  ・ 快適で住みよい家づくりの決め手

     工程別にチェックできる住まいづくりのノウハウ

        設計編・部材編・基礎編・上棟編・屋根編・造作編・左官編・

        設備編・建具、経師、畳編

  ・ 失敗しない増・改築と住まいの維持の秘訣  

     より住みやすく、より長もちさせるアドバイス

         増・改築編  維持編

  ・ 頭のいい建売り住宅の選び方

     買う前にこれだけはしたい落とし穴チェック

  ・ 図解・日本住宅の仕組みと呼び名

最後の図説こそ、私が求めていたもの。 基礎など骨組み以外にも  屋根の形のいろいろ・継ぎ手、仕口のいろいろ、和室の名称・床の間の名称・高さによる窓の呼び名、障子の種類・窓のいろいろ(開け方による呼び名)、内壁仕上げの今昔・モルタル壁の断面・大壁と真壁 と、全く知らなかったものから なんとな~く聞き覚えていた単語が一目瞭然! 頭にすんなりとはいってくれた。

試験対策に買った本だが おうちのリフォームにも たいへん役に立った。

ただ、 ”トイレの敷居は床よりやや高く” ”洋間と和室の仕切りには差を” なんていう バリアフリーには向かない記述もあるが、それはそれなりの理由があってのこと。 「こういう考え方もあるのだ」 と 柔軟に吸収したい。

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