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2007年6月 5日 (火)

忍び寄る白い影

ある日、父から電話がかかってきた。

 「あのなあ U 病院って どうやって 行くんや?」

 「あそこは I 駅から近くて歩いて行けるけど どうしたん??」

U病院というのはちょっと前まで ”国立病院” と呼ばれた(いまは’独立病院機構’) いわゆる大きな病院である。

 「いや 実はなあ わし CT 撮らなアカンのや」

 「CT !?」

私はおうち(実家)へすっとんで行った。

家族の中で一番丈夫な父ではあるが、血圧が少々高いので薬をもらうために近所の個人病院へ月1~2回通っている。 最近、年に一度の健康診断で撮ったレントゲンに 去年撮ったレントゲンにはなかった影が映っている というのだ。

 「でな、先生が詳しく検査した方がいいでしょうって U病院の紹介状書いてくれはったんやけど」

 「ふ~ん。。 で いつ?」

 「先生の方からU病院の予約とってくれはるらしいから、とれたら電話します ゆーとったわ」

 「まあ CT って じっと寝てるだけやし ちゃんと診てもらったほうが安心やん」

私はできるだけ深刻にならないように心懸けた。 そして翌日、パソコンで検索した地図をプリントアウトしておうちへ持って行った。

 「はい、これ。 I 駅からU 病院の地図。 確かここに昔コンビニがあったと思うけど、最新版には載ってないからつぶれたんかも・・・」

 「おお わざわざすまんなあ。 実は朝 ちょっと車で見に行ってみたんや。 そしたらゲートがあって、守衛室みたいなんもあったから 手前で引き返してなあ はは」 

思いたったらスグ行動 歳をとっても相変わらずだ。

数日後、父からCTの日程が決まったとの連絡があった。

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