車のない生活
「ちょっと出かけよか と思って つい 車のキーを探すんや。 ほんで あっ そや! 車なかったんや って」
一人ボケつっこみとは、さすが大阪人である。
「車がないと やっぱり 不便やわ~」
10分おきに電車が来る最寄り駅まで 徒歩5分のところにおうちはある。
「でな、このまえ○○○電化のDMがきとったやろ? わし自転車で行ってきたでぇ」
電車の駅3つ分の距離を、自転車で行って 帰ってきたらしい。
「歩道をずーっと走ってな、そんなに人もいてへんかったから、走りやすかったわ。」
私でさえ躊躇する距離なのだが、・・・元気でなにより。
「それでな、もろてきたんが コレや」
先着○○名さまに進呈の、LED懐中電灯を箱から出して
「どや ええやろ」
自慢げに語る父。
2007年9月30日、父はついに車を手放した。
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