祝!おうちも親父も満80歳
「長生きは してみるもんやなあ」
父は先日、満80歳 を迎え、かつての教え子たち(といっても悠々自適なお年頃)が祝いの宴を盛大に開いてくれた。
おうちの方は引き戸を直してもらってからこっち、特にトラブルもなく、父は毎日快適に過ごしている。
「もしかしたらな」
うん。
「わしが生きとるうちにな」
うんうん。
「ひ孫の顔を 拝めるかもしれん」
うっひょ~っ!!
なんと めでたいことに、私の甥っ子=父の孫 の結婚が決まった。
「わしの家系でひ孫の顔見るまで、長生きしたもんはおらんからなあ 新記録や」
気が早い。
「でなあ、Kくんからなあ、おばちゃんも式に来てくれへんかな って電話あってな 一緒に行くか?」
もちろん。
リフォームを実行した2005年、父77歳の時ならば、じゃあ各自で現地集合 なんてことも可能だったろうが、今は無理 というより心配。 なぜなら父はこの2年半で、歩くのがさらに遅くなり、耳がさらに遠く・・・体力面が確実に下降しているから。
「そのへん行ったことないし、折角やから泊まって観光しようや。」
了解。
「冥土のみやげになるしな。 わはは」
そのセリフ、何回も聞いたような。
一人旅は心配であるが、父の一人暮らしに不安は少ない。 それもこれもバリアフリーリフォームのおかげだと思う。 快適に、そして機嫌良くおうちで過ごせる日が一日でも長く続けばよい と心から願う。
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